競艇の『池田浩二』選手ってどんな人?特徴や獲得賞金まで徹底解説!

競艇の『池田浩二』選手ってどんな人?特徴や獲得賞金まで徹底解説!

画像元:サンスポZBAT!ボート

ウイリーモンキーの発明者で幅広く知られていて、その操縦技術の高さは航空自衛隊の曲技を連想させるほどで、『ブルーインパルス』の異名を取る池田選手。

ご存知の人も多いかも知れませんが、今回当記事では、競艇の『池田浩二』選手について詳しく紹介していきます。

池田選手は、1997年11月19日に地元である常滑競艇場でデビューを飾った愛知県常滑市出身のトップレーサーで、愛知支部に所属しています。

現在の競艇のレースにおいて必須のターン技術とされているモンキーターンですが、池田選手はそれをさらに昇華させたようなウイリーモンキーを武器に勝利を上げ続け、現役選手の中では2番目に多くSGタイトルを獲得しています。

記事中では、レース時の特徴や獲得賞金など池田選手がどのような選手か詳しく見ていきますので予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

それでは、順を追って見ていきましょう。

 

ウイリーモンキーの発明者

画像元:日刊スポーツ

冒頭でも少し触れましたが池田選手は『ウイリーモンキー』というターンの発明者としても広く知られています。

ウイリーモンキーとは、モンキーターンの際にボートの先端を持ち上げることで水面との抵抗を減らし、ターンの速度を速くする高度なターン技術のことを指します。

90年代後半から定着し、競艇のターンの花形と言えば『モンキーターン』でしたが、現在では数多くの選手が活用していて、第一線で活躍するためには、デフォルトのテクニックと言っても過言ではないでしょう。

そのため現代では、各選手がそれぞれの形でターンを昇華させているのですが、本人いわくモンキーターンの際にボートのハンドルを引っ張るクセがあり、その力でボートの先端が持ち上がりウイリーモンキーになるということらしく、モンキーターンを意図的に昇華させた技術ではないそうです。

池田選手本人も、過去に『自分でウイリーさせているイメージはないですね』と発言されています。

このウイリーモンキーはかなり高度なターン技術を要する超高等テクニックで、数多くの競艇選手でも使いこなせる選手は多くないとされています。

さらに、レース時の水面状況やモーターの調子などでウイリーモンキーが出来るかどうかが変わってしまうらしく、毎回ウイリーモンキーでターンできるかどうか分からないだけではなく、その場での高い判断能力も必要となる超高度なターン技術と言えるでしょう。

 

デビューからの快進撃

池田選手は、1997年11月19日に地元である常滑競艇場でデビューを飾り、その翌年には早くも初勝利を掴み取ります。

さらにその翌年の1999年5月に、常滑競艇にて開催された『中日スポーツ争奪捕第19回チャンピオン大会』で、4号艇からの抜きを決めて初優勝を飾っています。

その勢いのまま同年7月には、A1クラスへの昇級を果たし、その存在を競艇界に知らしめました。

この頃には、既にA1クラスで不動の地位を築いていた池田選手は、2000年1月25日からびわこ競艇場にて開催された『第14回新鋭王座決定戦競走』でG1初勝利を飾ります。

そして、同レースでG1初優勝も果たすという、圧倒的な強さを見せつけながらの快進撃を続け、自らの手でトップレーサーとしての道を切り拓いていきます。

 

その後も続々とタイトルを獲得していく池田選手

画像元:西日本スポーツ

その後も池田選手は続々とタイトルを獲得し、名実ともにトップレーサーとして活躍していくこととなります。

池田選手のSGレース初勝利は2002年の8月、地元常滑からほど近い、愛知県は蒲郡競艇場で開催された『SG第4回モーターボート記念競走』でした。

競艇では、初勝利まで数年掛かる選手も少なくないとされている中、デビューからわずか5年でSGレースの勝利を飾れたのは、池田選手のポテンシャルが本当に高いところと言えるでしょう。

2002年11月26日から津競艇場にて開催された『SG第5回競艇王チャレンジキャップ』では準優勝の結果を出し続け、賞金ランキングにノミネートを果たし、全競艇選手の憧れの舞台とされる、現在のボートレースグランプリにあたる『賞金王決定戦』に出場を果たします。

そして、池田選手がSGレースで初優勝を飾るのは翌年の2003年のことでした。

2003年6月24日から丸亀競艇場にて開催された『SG第13回グランドチャンピオン決定戦』で1コースからの見事な逃げを決め、ついにSG初優勝を飾りました。

そして、そこから池田選手は続々とSGタイトルをその手に収めていきます。

2005年には、『賞金王シリーズ(ボートレースグランプリシリーズ)』、2009年に『総理大臣杯とモーターボート記念(ボートレースクラシック)』、2011年には『笹川賞(ボートレースオールスター)』、『全日本選手権(ボートレースダービー)』、そして『賞金王決定戦(ボートレースグランプリ)』と、全てのレースで勝利し、2011年はMVPにも選出されました。

池田選手は2021年現在までに、6つのSGタイトルを獲得していて、残すところは『オーシャンカップ』と『チャレンジカップ』のみとなっていますが、2013年からはSGレースで優勝していません。

ちなみに、SGが8冠になってからはグランドスラムを達成した選手はまだいないので、ぜひとも池田選手がグランドスラマーと呼ばれるSG完全制覇者になることに期待しておきましょう。

 

池田選手のレーススタイルと特徴

画像元:ボートレース大村 公式Twitter

続いて、池田選手のレーススタイルと特徴を見ていきましょう。

池田選手のレーススタイルで最大の特徴と言えば、前記したようにやはりウイリーモンキーでしょう。

その美しいターンスタイルは、ファンの心を掴み、魅了し続けています。

レースの時の進入コースは、基本的に枠なりで進入することが多いです。

池田選手は、強引にインコースを取りに行ったり、前づけを行うこともあまりしない選手と言われています。

フライングなどのスタート事故も少なくスタートのタイミングも安定していますが、平均スタートタイムは0.14とトップレーサーの中では平均的なタイムと言えるでしょう。

池田選手はその操縦技術の高さから、どのコースからでも1着に入る可能性のある選手なので、池田選手が5号艇や6号艇で出場するレースは高額配当の狙い目かも知れません。

 

池田選手の獲得賞金額

最後に池田選手の獲得賞金額を見てみましょう。

以下の表に過去5年の池田選手の獲得賞金額をまとめました。

順位 獲得賞金額
2016年 8位 89,530,000円
2017年 42位 42,941,000円
2018年 19位 62,252,000円
2019年 15位 69,550,000円
2020年 19位 70,948,000円

2021年現在までの池田選手の生涯獲得賞金額は、『約19億円』とされています。

SGタイトルを6つも獲得しているトップレーサーの生涯獲得賞金は、その金額も物凄いですね。

今後も、池田選手が生涯獲得賞金額を伸ばしていくのを楽しみにしておきましょう。

 

まとめ

今回当記事では、競艇の『池田浩二』選手について詳しく紹介してきました。

ウイリーモンキーなど、池田選手のレースの特徴を知ることで今後のレースがより楽しめるようになると思います。

池田選手はどのコースからも1着が狙える選手なので5号艇や6号艇から出場している時は狙い目かも知れません。

実際にレースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

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