競艇の守屋美穂選手ってどんな人?レーススタイル、獲得賞金額まで徹底解説!!

 

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知っている方も多いかと思いますが、今回当記事では、岡山のヴィーナスとも称されている、美人競艇選手の守屋美穂選手について紹介しています。

 

守屋選手は学生時代に地元香川県から岡山県に引っ越ししており、岡山県の高校で重量挙げの選手として活躍していました。

 

2006年に行われている、全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝

しているほどの実力で、現在でも『怪力美人レーサー』の愛称でも親しまれています。

 

もちろん守屋選手は、怪力自慢というだけではなく、競艇選手としても才能を発揮して活躍している選手です。

 

守屋選手のレーススタイルの特徴や獲得賞金額まで徹底的に見ていくのでぜひ、今後の予想の参考にしてみてくださいね。

競艇選手を目指したきっかけとは?

 

守屋選手が競艇選手を目指したきっかけは父親に勧められたからと言われています。

 

競艇選手の間ではよく耳にする話ですが、守屋選手も幼少期に父親に連れられ、何度か競艇場までレースを見に行っていたそうです。

 

その時はあまり興味を持たなかったそうですが、ある日ボートの試乗会で実際に選手のボートに乗せてもらった時におもしろいと感じ、その後は積極的にイベントなどでボートに乗せてもらっていたと言われています。

 

守屋選手は高校に入学した時点で、すでに競艇選手になれたらいいなと思うほど、競艇への意識は高かったそうです。

 

中学生のときは、腕立て伏せの一回もできなかった、一般的な女の子だったようで、後に全国大会で優勝する、ウェイトリフティング部に入学したのも競艇選手になるための筋トレになればと思い、入部したと言われています。

実は兄妹で競艇選手!?お兄さんは?

実は守屋美穂選手のお兄さんである、守屋大地選手も競艇選手で、兄妹で現役の競艇選手ということになります。

 

競艇選手としてのキャリアは妹の美穂さんのほうが長く、妹が競艇選手として活躍している姿をみて、兄の大地さんも競艇選手になる決意したそうです。

 

兄である、守屋大地選手は競艇選手になるにあたり、年齢制限や視力が大きなネックになっていたとされていますが、年齢制限の規定が変更されるタイミングも味方し、本人の努力や、妹である守屋美穂選手の影響で競艇選手になったとされています。

 

当時から守屋美穂選手は、実のお兄さんである守谷大地選手にも影響を与えるような活躍をされていたと言えますね。

守屋選手の初勝利は?

 

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守屋選手はボートレーサー養成所時代に行われたリーグ戦の第1戦で優勝し、卒業記念競走の優勝戦で3着に入るという好成績を残しています。

 

養成所時代から成績がよく、競艇選手として、デビュー前から注目されるほどで、当時から実力のあった選手と言えるでしょう。

 

守屋選手は2007年11月20日に尼崎競艇場でデビューを果たしますが、デビュー戦の成績は6コースからの出走ということもあり、6着でした。

 

しかし同年12月29日にびわこ競艇場にて行われた一般戦で見事、初勝利を掴み取ります。

 

この勝利はデビューから22走目での初勝利であり、これは他の競艇選手と比べるとかなり早い段階での勝利といえます。

 

初優勝、その後の成績

2009年5月14日、徳山競艇場で初めての優出を果たし、レースの結果は5着でした。

 

その後も勢いは衰えることなく、守屋選手の快進撃は続きます。

 

デビューしてから5年後の2012年2月28には、多摩川競艇場で開催された『G1第25回女子王座決定戦競走』でG1初出場を果たします。

 

同年8月2日、若松競艇場で開催された『G1第26回女子王座決定戦競走』では、3日目の10Rで見事1着でのゴールを勝ち取り、G1初勝利を飾りました。

 

守谷選手は過去に結婚していて、2015年には産休に入りますが、2016年には復帰し、地元である児島競艇場で開催された女子戦でも優勝を決め、産休でのブランクも感じさせませんでした。

 

そして、2018年11月に芦屋競艇場で開催された『GⅡ第5回レディースチャレンジカップ』では、初日からの好成績をキープして優勝戦での1枠を手に入れ、GⅡ初優勝を飾ると同時に3度目のクイーンズクライマックスの出場も手中にします。

 

2019年7月には、芦屋競艇場で開催された『GⅡモーターボート大賞競走』で自身初となる男女混合競走での優勝を決めました。

 

このことから見ても、男性の選手と比べても守屋選手の実力が高いことがわかりますね。

 

2020年1月に江戸川競艇場で開催された『GⅢオールレディース江戸川女王決定戦 KIRINCUP』では、自身の31歳のバースデーに見事、優勝を掴み取り話題になりました。

 

守屋選手のレーススタイルの特徴、得意なコースは?

 

写真元:https://www.nikkansports.com/public_race/photonews/photonews_nsInc_202008080000610-1.html

続いて、守谷選手のレーススタイルと得意なコースも見ていきましょう。

 

守屋選手のレーススタイルの特徴として、1コースで出走するときの驚異的な強さが挙げられます。

 

2019年の成績を見てみると、1コースで出走したときの1着率がなんと、80%を超えていることがわかります。

 

女子選手として見ても、競艇選手全員で見ても、かなり優秀な成績と言えるでしょう。

 

また、守屋選手の進入コースは基本的に枠なり進入ですが、機会があれば少しでもインコースを狙うように動いていることから、やはりインコースが得意なことがわかります。

 

出来るだけ早くスタートを切って、1マーク先マイで逃げ切ることが、1コースでの代表的な戦い方です。

 

しかし、守屋選手の平均のスタートタイミングは0,17とトップクラスの選手の中では決して早い方ではありません。

 

過去の平均のスタートタイミングを見ても、守屋選手は慎重にスタートを切ることがわかりますが、できる限りの全速で合わせる『スタートの質』と、1マークでの『ターンの技術』でカバーして勝利を量産していると言えるでしょう。

 

また、2~4コースで出走するときの3連対率も50%を上回り、最も不利とされる6コースからでも30%超えを記録するなどレース道中の安定的な捌きも魅力の1つとされていて、予想する上で舟券から外すことはできない選手と言えます。

 

インコース戦で安定的に勝利を獲得し、アウトコース戦では着実に連対をキープするという、節間での総合力に長けた戦い方ができるのも守屋選手の強みですね。

 

守谷選手の獲得賞金額は?

ここまでの記事にもあったように、守屋選手は女子選手として第1線で活躍しているトップレーサーの1人です。

 

当然、獲得賞金の方も気になりますよね。

 

それでは、ここ3年の獲得賞金を順を追って見ていきましょう。

 

2018年3,385万5,679円(第7位)

 

2019年4,434万1,072円 (第4位)

 

2020年4,485万円(第1位 12月19日時点)

 

守屋選手は2020年の12月19日時点で女子戦賞金ランキング第1位となっており、名実ともに競艇クイーンの栄冠を手にしています。

 

賞金女王や今後の活躍など、どこまで獲得賞金額を伸ばしていけるかも楽しみですね。

 

まとめ

今回当記事では、『怪力美人レーサー』の守屋美穂選手について詳しく紹介してきました。

 

デビューしてからトップレーサーといわれる現在まで、変わらぬ勢いで快進撃を続けているのは、守屋選手の努力の賜物と言えるでしょう。

 

今回の記事にあったレーススタイルや得意なコースなど、ぜひ、予想の参考にしてみてくださいね。

競艇の平山智加選ってどんな人?レース時の特徴、獲得賞金まで徹底解説!!

 

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ご存じの方も多いかと思いますが、今回当記事では最強の美人ママレーサーとも言われている平山智加選手について詳しく紹介していきます。

 

レース以外でも、最近では競艇界を盛り上げる為にYouTubeを配信する、YouTuberとしても活躍していて話題となっています。

 

もちろん、選手としても男性選手に引けを取らないほどの実力を持っていて、競艇選手としても第1線で活躍し続けているトップクラスの選手の1人と言えるでしょう。

 

それでは、平山選手のレーススタイルの特徴や獲得賞金額まで徹底的に見ていくのでぜひ、今後の予想の参考にしてみてくださいね。

平山選手の学生時代

平山選手は香川県の出身で、丸亀市という場所で生まれ育ったといわれています。

 

平山選手は学生時代にバスケットボール部に所属していて、持ち前の運動神経で学生時代から活躍していたそうです。

 

平山選手の通っていた高校は、高松市亀岡町にある『私立英明高等学校』という男女共学校で、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会女子に17回も出場するほどの超強豪校でした。

 

そのような実績のあるバスケットボール部で、司令塔であるポイントガードとして、インターハイや国体など、全国の舞台で活躍していたそうです。

 

競艇選手になってからも、母校である英明高校に訪問して校長先生と話すなど、今でも高校時代の思い出を大切にしているところが窺えます。

平山選手がボートレーサーを目指したきっかけ

続いて、学生時代にバスケットボールに精を出していた平山選手がなぜ競艇選手という職業を目指したのかを見ていきましょう。

 

平山選手は、高校3年のとき就職に悩んでいたそうです。

 

そんな時に、父親から「やりたいことがないんだったら、ボートレーサーはどうか?」と、言われたことがきっかけで競艇選手を志すようになりました。

 

父親が娘に競艇選手への道を勧めることは珍しいと思いますが、実際にトップクラスの選手として活躍しているので、平山選手を見る目に間違いはなかったということでしょう。

その後、平山選手は無事にボートレーサーの養成所へ進み、厳しい訓練に耐え抜いて卒業、見事競艇選手への道へと進み始めました。

 

前記したように「やりたいことがないんだったら、ボートレーサーはどうか?」という、父親からの一言が競艇選手になるきっかけといわれていますが、平山選手の父親が、平山選手に競艇選手を勧めたのは自身が競艇好きだったという理由ともう1つ、ある出来事がずっと心に引っかかっていたからだそうなんです。

 

『ある出来事』というは、平山選手が中学生の頃に近所の本格的なゴーカート乗り場で、初めてゴーカートに乗った時のタイムが驚異的だったから、という理由です。

 

そのゴーカート乗り場ではタイムまできっちり測ってもらえて、毎日出勤していた従業員の方も、その最初から出せるはずのないタイムには非常に驚きました。

 

もともと運転が好きだったという平山選手には、当時からレーサーとしての才能があり、そのことにいち早く気付いた父親は『娘にはその才能があるかも知れない』ということが、ずっと心に引っかかっていたようですね。

 

養成所時代にもリーグ戦勝率6.42(優出4回)の好成績を残し、卒業記念競走の優勝戦では2着に入るという活躍ぶりだったそうです。

平山選手はデビュー時から注目を集めていた

 

写真元:https://www.chunichi.co.jp/article/102782

2006年の5月に丸亀競艇場で開催された一般戦で平山選手はデビューします。

 

平山選手はデビュー当時から注目されていて、「すごい女性レーサーが現れた」と、デビュー戦も話題となっていました。

 

デビュー戦の結果は5着でしたが、デビューからちょうど2年後の2008年5月に地元丸亀競艇場でのデビュー4走目で、早くもG1初勝利を飾ることとなります。

 

その勝ち方にもインパクトがあり、格上の選手のイン逃げが決まったと思われていたところを3周目まで追いかけまわし、逆転しての初優勝でした。

 

このような勝ち方は当時からとても珍しく、その後の活躍を予見させるような勝ち方と言えるでしょう。

 

平山選手はデビュー期でB1昇格をきめたこともあって「10年に1人の逸材」と大きな注目を集めていました。

平山選手のレースの実績と特徴

 

写真元:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20160928002831.html

続いて平山選手の実績と勝率や連対率について詳しく見ていきましょう。

 

デビュー当時から10年に1人の選手とも噂され話題に欠くことがなかった平山選手ですが、その噂通りに活躍を重ねていくこととなります。

 

特に平山選手が注目を集めたレースは、平山選手がデビュー7年目の2013年の男女混合戦優勝でした。

 

男女混合戦での女性レーサー優勝は、なんと14年ぶりの快挙でした。

 

このことから混合戦でも舟券から外せない選手となり、いつ、いかなる時も注目されるトップクラスの選手となりました。

 

平山選手は、基本的に枠なり進入でレースを進めていきますが、チャンスがあれば少しでもインコースに入ってきますが6号艇から1コースを狙うような強引な前づけをすることはみられません。

 

女子リーグ戦においては常に有名候補とされており、どのコースでも連に絡んでくる可能性が高いので、女子リーグ戦では特に舟券から外す事はできないですね。

 

2019年は産休明けで出走回数が例年より少なかったのですが、平山選手のレースの特徴を勝率や連対率で見ていきましょう。

 

1コースでは、1着率82%と驚異的な数字です。

 

2コース、4コースでも約25%の1着率を残しています。

 

3コースからの1着率は約33%と、男子のトップレーサーも顔負けの数字を残しています。

 

2〜4コースの3連対率も70〜80%という、高い数字を残し、インコースからセンターの安定が光っていますね。

 

平山選手はアウトコースからでも舟券に絡んでいけるという特徴があります。

 

5コースでは1着こそありませんでしたが、3連対率で見てみると約52%、最も不利とされている6コースからでは1着率が約23%、3連対率でも約46%と驚異的な数字を残しています。

 

平山選手は道中での艇捌きの巧さも兼ね備えていると言われており、この数字の高さも納得ですね。

 

平山選手はスタートだけ見ればどのコースからでも0,16~、0,21と特別早くはありませんが、遅れるようなスタートでもなく、平均的なスタートといえます。

 

それでも勝率や連対率が高いのは、平山選手の実力が高いことを証明していますね。

 

競艇場別に見ても特別に苦手そうな競艇場もなく、地元の丸亀競艇場では断トツの出場回数で、安定感のあるレース展開が見ることができます。

 

平山選手の獲得賞金額は?

ここまでの記事にもあったように、平山選手は女子選手として第1線で活躍しているトップレーサーの1人です。

 

当然、獲得賞金の方も気になりますよね。

 

それでは、2014年からの獲得賞金額を順に見ていきましょう。

 

2014年3,268万円

2015年2,388万円

2016年3,092万円

2017年(産休期間)

2018年(産休期間)

2019年1,488万円

2020年4,069万円(11月29日時点)

 

2019年は産休明けで少し出走回数が少なかったですが、これから獲得賞金額をどこまで

伸ばしていけるか楽しみですね。

 

平山選手は夫婦で競艇選手

 

平山選手は2008年に同じく競艇選手の福田雅一選手と結婚しています。

 

福田選手は1968年10月、平山選手は1985年7月生まれなので、17歳差の年の差婚で、大きな話題になりました。

 

年上で同支部の大先輩ということもあり、福田選手には大きな信頼をしているようで「見習う部分が多く、尊敬する先輩です」と、自身でコメントもしています。

 

本当に仲がよく、休みがあえば一緒にトークショーに出演するなど、競艇界に夫婦で貢献していると言えるでしょう。

 

2017年1月に産休に入り、9月に第一子となる長男を出産しています。

 

そして、2018年3月に復帰しましたが同年5月には2回目の産休に入ります。

 

2018年は、復帰してから2ヵ月間しか戦う期間がなかったのですが、復帰戦でいきなり優出し、その次の下関では見事に、優勝という結果を出しています。

 

1年2ヵ月のブランクがあったにもかかわらず、すぐに結果を出したのは平山選手の気持ちの強さと実力の高さの賜物としかいいようがありませんね。

 

まとめ

今回当記事では、競艇の平山選手について詳しく紹介してきました。

 

産休のブランク明けでも結果を残しているところなど、さすがとしか言いようがありませんね。

 

今回の記事にあった平山選手の特徴や、勝率連対率など、ぜひ、予想するときの参考にしてみてくださいね。

競艇の小野生奈ってどんな人?レース時の特徴や競艇選手になったきっかけまで徹底解説!!

 

写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4530

ご存知の方も多いと思いますが、今回当記事では、『飛び級昇格の天才レーサー』と称される小野生奈(おの せいな)選手について詳しく紹介していきます。

 

小野選手は、1988年に福岡県古賀市生まれで、福岡支部に所属している競艇選手です。

 

小野選手は2008年デビューしてから注目を集め、2013年にB1クラスから異例の『飛び級』でA1クラスに上り詰めたトップクラスの女子レーサーとして第一線で活躍し続けています。

 

近年では、2019年に小野選手の地元である福岡県古賀市の『水の特命大使』に就任するなど、水上で仕事をする競艇選手として奮闘しています。

 

記事中では小野選手のレース時の特徴や、得意なコースから競艇になったきっかけまで、詳しく見ていきますので予想する際にはぜひ、参考にしてくださいね。

 

小野選手の学生時代は?

小野選手は中学、高校と地元福岡の学校を卒業しています。

 

小野選手が所属していた『東海大学付属第五高等学校』はサッカーの名門校としてしられている学校で、当時から運動部は活発だったようです。

 

小野選手自身も中学、高校時代とソフトボール部に所属するスポーツ少女で、ポジションは花形のセカンドとして活躍していて、当時から運動神経が高かったことが窺えますね。

 

ソフトボールでは、どちらかというと守備よりも打撃の方が得意だったそうです。

 

小野選手が競艇選手になったきっかけは?

小野選手が競艇に興味を持ったのは、父親とボートレースを見に初めて競艇場行ったときで、そのことがきっかけになりそこから興味を持つようになったそうです。

 

そのときに出走していた日高逸子選手という女性レーサーが、男性レーサーにかっているところをみて、自分も競艇選手になって男性レーサーに勝ちたいと思うようになったのがきっかけになったといわれています。

 

高校を卒業した後、ボートレーサーの養成所に入所しましたが、養成所時代の成績は伸び悩み、勝率もあまり良くありませんでした。

 

卒業間近になっても勝率は3台で、最後のリーグでなんとか2着を獲り、首の皮一枚でギリギリ卒業できたようですね。

 

そこから、勝率をマックス7台まで伸ばすほど競艇選手として成長しているのは、小野選手の努力の賜物としか言えません。

 

しかも、A1クラスに昇格する際には、B1クラスからの異例の飛び級で昇格していて、当時の同期選手たちは、小野選手の成長に驚きを隠せませんでした。

 

それほどの成長が見えるのは、小野選手が凄まじい努力をしている証拠です。

 

デビュー当初は競艇選手として未熟だったにもかかわらず、SGの最高峰の舞台で戦う小野選手の姿は、これから競艇選手を目指す人に夢やきっかけを与えていることでしょう。

 

小野選手は姉妹で競艇選手

小野生奈選手には妹がいて、妹も小野選手と同じ競艇選手の小野真歩選手です。

 

妹である小野真歩選手とは、同じ福岡支部に所属しているので顔を合わせる機会も多いそうです。

 

姉妹で練習や意見交換も行い、互いに切磋琢磨しているそうですが、姉である小野選手は常に背中を見られているという先輩としての意識もあるようで、「妹に言った以上は、自分もその分しっかりやらないと、という気持ちが働きますからね」と、発言されています。

 

近年の小野選手の成長は、やはり妹の小野真歩選手が同じ競艇選手として戦っていることもあるようで、身近な人間が近くにいることが日々の成長の手助けとなっているのでしょう。

 

また、同じ世界で戦う以上、妹には負けられないという姉としてのプライドもあるみたいですね。

 

小野選手の実績と意外に遅かった初優勝

 

写真元:https://www.seibuhochi.com/boat/lb/fukuoka.html

 

現在では、女性レーサーの中でも第一線で活躍している一流選手である小野選手ですが、実はボートレーサー養成所の成績は下から2番目で、デビュー当初も華々しい活躍を見せたとは言えませんでした。

 

小野選手のデビューは2008年11月で初勝利を手にしたのが2010年の5月と、1年半も掛かっており、7以上もある今の小野選手の勝率からは考えられませんでした。

 

しかし、小野選手は努力を怠ることなく、2013年の12月、『男女W優勝戦』で悲願の初優勝を掴み取りました。

 

この勝利は3コースからのまくりで掴み取り、大きな話題となりました。

 

その後、2014年にSG初出場、2017年にはG1で初優勝するなど小野選手は素晴らしい快進撃を見せることとなります。

 

2018年のレースでも順調に勝利を積み重ね、見事に2018年の女子賞金ランキング1に躍り出ます。

 

総合ランキングでも53位になるなど、男子選手と肩を並べても見劣りすることなく、一流のレーサーとして活躍していると言えるでしょう。

 

初勝利まで1年半、そして初優勝から初優勝から8年目、今や女子トップクラスのレーサーの1人と言えますね。

 

2018年の小野選手の活躍は凄まじい勢いで、SGに6回も出場し、そのうち2回は準優勝戦まで進みました。

 

惜しくも準優勝戦では結果を残せませんでしたが、女子レーサーとしてここまで戦えたことは、小野選手の大きな実績となっています。

 

小野選手のレース時の特徴、得意なコースは?

 

続いて、小野選手のレース時の特徴や得意なコースを詳しく見ていきましょう。

 

小野選手といえば、レース時のターン技術の高さとモーター整備の技術力の高さが挙げられます。

 

また、小野選手の平均のスタートタイミングは0,17で決して早い方ではなく、むしろ遅い方と言えるでしょう。

 

しかし、スタート事故については比較的少なく、スタートが苦手という訳ではないとも言えますね。

 

ただし、小野選手のスタートのタイミングは年々早くなってきていて、それに伴いフライングも多くなっている印象も見られます。

 

このままレースの技術力が向上すれば、さらに良い成績を残すことが期待できますが、近年の小野選手はどちらかと言えばターン技術やスタートのタイミングが向上しているというよりも、モーター整備力にますます磨きが掛かっている印象です。

 

モーター整備を苦手とする女性選手が多い中、小野選手のモーター整備力は年々向上しているとされていて、女子戦においてはかなり有利な技術と言えるでしょう。

 

小野選手は、節間を通してモーター整備の方向性が見えないまま終了してしまうというケースはほぼ無く、しっかりと仕上げられるそうです。

 

モーター整備力の高さは、今後も小野選手の大きな武器となることでしょう。

 

次に得意なコースを見ていきましょう。

 

小野選手の進入は基本枠なりですが、チャンスがあれば少しでもインコースを狙っていきます。

 

しかし、強引な前づけや、インコースを無理に狙ってくるような印象はありませんね。

 

1コースからのレースは難しく、3、4、5コースからのレースの方が得意と自身も発言されています。

 

競艇の常識として、インコースからアウトコースになるほど、成績は悪くなっていくとされています。

 

しかし、アウトコースも得意な小野選手は女子リーグの時なら、5コースや6コースからでも舟券に絡む実力があると言えるでしょう。

 

特にモーターが出ている時の女子リーグでは、小野選手がアウトコース寄りであっても積極的に舟券に絡めてみるのも良いかも知れませんね。

 

まとめ

今回当記事では、『飛び級昇格の天才レーサー』と称される小野選手について詳しく紹介してきました。

 

近年では、賞金ランキングでも上位クラスにランクインしてきた注目選手なので、小野選手が良いモーターを引き当てた節のレースは要注目ですよ。

 

女子選手のためのレースも増えていて、ますます注目が高まっている競艇の女子選手。

 

その第一線で戦い続ける小野選手に今後も期待しましょう。