写真元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4482
知っている方も多いかと思いますが、今回当記事では、岡山のヴィーナスとも称されている、美人競艇選手の守屋美穂選手について紹介しています。
守屋選手は学生時代に地元香川県から岡山県に引っ越ししており、岡山県の高校で重量挙げの選手として活躍していました。
2006年に行われている、全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝
しているほどの実力で、現在でも『怪力美人レーサー』の愛称でも親しまれています。
もちろん守屋選手は、怪力自慢というだけではなく、競艇選手としても才能を発揮して活躍している選手です。
守屋選手のレーススタイルの特徴や獲得賞金額まで徹底的に見ていくのでぜひ、今後の予想の参考にしてみてくださいね。
競艇選手を目指したきっかけとは?
守屋選手が競艇選手を目指したきっかけは父親に勧められたからと言われています。
競艇選手の間ではよく耳にする話ですが、守屋選手も幼少期に父親に連れられ、何度か競艇場までレースを見に行っていたそうです。
その時はあまり興味を持たなかったそうですが、ある日ボートの試乗会で実際に選手のボートに乗せてもらった時におもしろいと感じ、その後は積極的にイベントなどでボートに乗せてもらっていたと言われています。
守屋選手は高校に入学した時点で、すでに競艇選手になれたらいいなと思うほど、競艇への意識は高かったそうです。
中学生のときは、腕立て伏せの一回もできなかった、一般的な女の子だったようで、後に全国大会で優勝する、ウェイトリフティング部に入学したのも競艇選手になるための筋トレになればと思い、入部したと言われています。
実は兄妹で競艇選手!?お兄さんは?
実は守屋美穂選手のお兄さんである、守屋大地選手も競艇選手で、兄妹で現役の競艇選手ということになります。
競艇選手としてのキャリアは妹の美穂さんのほうが長く、妹が競艇選手として活躍している姿をみて、兄の大地さんも競艇選手になる決意したそうです。
兄である、守屋大地選手は競艇選手になるにあたり、年齢制限や視力が大きなネックになっていたとされていますが、年齢制限の規定が変更されるタイミングも味方し、本人の努力や、妹である守屋美穂選手の影響で競艇選手になったとされています。
当時から守屋美穂選手は、実のお兄さんである守谷大地選手にも影響を与えるような活躍をされていたと言えますね。
守屋選手の初勝利は?
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守屋選手はボートレーサー養成所時代に行われたリーグ戦の第1戦で優勝し、卒業記念競走の優勝戦で3着に入るという好成績を残しています。
養成所時代から成績がよく、競艇選手として、デビュー前から注目されるほどで、当時から実力のあった選手と言えるでしょう。
守屋選手は2007年11月20日に尼崎競艇場でデビューを果たしますが、デビュー戦の成績は6コースからの出走ということもあり、6着でした。
しかし同年12月29日にびわこ競艇場にて行われた一般戦で見事、初勝利を掴み取ります。
この勝利はデビューから22走目での初勝利であり、これは他の競艇選手と比べるとかなり早い段階での勝利といえます。
初優勝、その後の成績
2009年5月14日、徳山競艇場で初めての優出を果たし、レースの結果は5着でした。
その後も勢いは衰えることなく、守屋選手の快進撃は続きます。
デビューしてから5年後の2012年2月28には、多摩川競艇場で開催された『G1第25回女子王座決定戦競走』でG1初出場を果たします。
同年8月2日、若松競艇場で開催された『G1第26回女子王座決定戦競走』では、3日目の10Rで見事1着でのゴールを勝ち取り、G1初勝利を飾りました。
守谷選手は過去に結婚していて、2015年には産休に入りますが、2016年には復帰し、地元である児島競艇場で開催された女子戦でも優勝を決め、産休でのブランクも感じさせませんでした。
そして、2018年11月に芦屋競艇場で開催された『GⅡ第5回レディースチャレンジカップ』では、初日からの好成績をキープして優勝戦での1枠を手に入れ、GⅡ初優勝を飾ると同時に3度目のクイーンズクライマックスの出場も手中にします。
2019年7月には、芦屋競艇場で開催された『GⅡモーターボート大賞競走』で自身初となる男女混合競走での優勝を決めました。
このことから見ても、男性の選手と比べても守屋選手の実力が高いことがわかりますね。
2020年1月に江戸川競艇場で開催された『GⅢオールレディース江戸川女王決定戦 KIRINCUP』では、自身の31歳のバースデーに見事、優勝を掴み取り話題になりました。
守屋選手のレーススタイルの特徴、得意なコースは?
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続いて、守谷選手のレーススタイルと得意なコースも見ていきましょう。
守屋選手のレーススタイルの特徴として、1コースで出走するときの驚異的な強さが挙げられます。
2019年の成績を見てみると、1コースで出走したときの1着率がなんと、80%を超えていることがわかります。
女子選手として見ても、競艇選手全員で見ても、かなり優秀な成績と言えるでしょう。
また、守屋選手の進入コースは基本的に枠なり進入ですが、機会があれば少しでもインコースを狙うように動いていることから、やはりインコースが得意なことがわかります。
出来るだけ早くスタートを切って、1マーク先マイで逃げ切ることが、1コースでの代表的な戦い方です。
しかし、守屋選手の平均のスタートタイミングは0,17とトップクラスの選手の中では決して早い方ではありません。
過去の平均のスタートタイミングを見ても、守屋選手は慎重にスタートを切ることがわかりますが、できる限りの全速で合わせる『スタートの質』と、1マークでの『ターンの技術』でカバーして勝利を量産していると言えるでしょう。
また、2~4コースで出走するときの3連対率も50%を上回り、最も不利とされる6コースからでも30%超えを記録するなどレース道中の安定的な捌きも魅力の1つとされていて、予想する上で舟券から外すことはできない選手と言えます。
インコース戦で安定的に勝利を獲得し、アウトコース戦では着実に連対をキープするという、節間での総合力に長けた戦い方ができるのも守屋選手の強みですね。
守谷選手の獲得賞金額は?
ここまでの記事にもあったように、守屋選手は女子選手として第1線で活躍しているトップレーサーの1人です。
当然、獲得賞金の方も気になりますよね。
それでは、ここ3年の獲得賞金を順を追って見ていきましょう。
2018年3,385万5,679円(第7位)
2019年4,434万1,072円 (第4位)
2020年4,485万円(第1位 12月19日時点)
守屋選手は2020年の12月19日時点で女子戦賞金ランキング第1位となっており、名実ともに競艇クイーンの栄冠を手にしています。
賞金女王や今後の活躍など、どこまで獲得賞金額を伸ばしていけるかも楽しみですね。
まとめ
今回当記事では、『怪力美人レーサー』の守屋美穂選手について詳しく紹介してきました。
デビューしてからトップレーサーといわれる現在まで、変わらぬ勢いで快進撃を続けているのは、守屋選手の努力の賜物と言えるでしょう。
今回の記事にあったレーススタイルや得意なコースなど、ぜひ、予想の参考にしてみてくださいね。